Clip Systemマグネットのカスタマイズ~その1~

2013年12月4日水曜日

どうぐ:アウトドア

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DAHON, Ternには、折りたたみ時にフレームを固定するためのClip Systemマグネットが付属しています。折り畳んだ際に、簡単に固定できることから非常に便利な一方で、輪行時にはずれてしまがち。10kg程ある自転車を担いで長距離を歩くのはキツく、出来れば転がしたいと思いますが、すぐにタイヤが離れてしまうため、なかなか思うように運べません。

検索してみると賢人が面白いものを作っていました。園芸用のホースコネクタを利用して、Clip Systemマグネットの代用とするものです。早速、真似して作ってみました。材料と工具さえ揃っていれば、30分ぐらいの簡単な作業です。

  • 材料
    • ホースカップリング (1個)
    • ホースニップル (1個)
    • M6 x 40mm ステンレス皿ビス(1個) → ホースニップルの固定に使用
    • M6 x 25mm ステンレス皿ビス(1個) → ホースカップリングの固定に使用
    • M6 緩み防止ナット(2個)
    • M6 ステンレスワッシャー(4個)
    • 熱収縮ケーブル帯(30mm程度)
  • 工具
    • 糸ノコギリ
    • 紙やすり(200番~ 好み)
    • ハサミ
    • ドライヤー
では、早速工作にとりかかってみます:

  1. 糸ノコギリでホースカップリングを切断します。ホースカップリングのプラスチックは二重構造になっていて、外側と内側の両方を切断します。切断すると以下の写真みたいになります。
  2. 切断面を紙やすりでなだらかにしてあげます…途中で面倒になっちゃったので雑ですが。この辺りしっかりとスベスベにしてあげると、仕上がりも良くなると思います。
  3. 同様に、糸ノコギリでホースニップルも切断します。ホースニップルも同様に紙やすりで表面を綺麗にしておくことをオススメします。
  4. 熱収縮ケーブル帯を、10mm、30mmにハサミで切断し、M6ステンレス皿ビスに取り付けます。取り付けたら、熱収縮ケーブル帯をドライヤーで熱し、収縮させます。M6ステンレス皿ビスに熱収縮ケーブル帯をつけると、あら不思議Tern、DAHONのネジ穴(ネジ切りはナシ)にピッタリとハマるようになります。
  5. ホースカップリングにビスを通す際には、先ずワッシャーを付けてから通すようにします。実はホースカップリングの内径が大きく、皿ビスの頭だけで固定するには心配があります。
  6. 一方で、ホースニップル側は、ワッシャーを付けることなく皿ビスを通します。ワッシャーを付けてしまうと、皿ビスの頭が浮いてしまい、接続時に干渉してしまうおそれがあります。
  7. ホースカップリングとホースニップルを組み立てた物がコチラになります。ホースカップリングは、ステップ(2)で記載したように、二重構造になっているため、ナット側には2つのワッシャーを取り付け、ワッシャーの間に自転車の車体を挟むようにしてみました。一方で、ホースニップル側は表面処理がうまく出来たこともあり、ナット側にワッシャーを取り付けます(写真ではニップル側にワッシャーがよってしまっていますが…)。先ほどの熱収縮ケーブル帯の部分と自転車の車体が接続するイメージになります。

とまぁ、ここまで無事に作成できて装着してみたのですが、Tern Verge P 18では、縦方向(Y軸)に5mm程中心がずれており接続できないことが判明しました。現状では、Clip Systemマグネットの代用で使用できず…スペーサーをかまして接続する必要がありそうです(後半に続く…予定)

P.S DAHON iOS XLだとピッタリと接続が出来ました。縦方向(Y軸)、横方向(X軸)方向に対しても問題なく取り付けができています…Tern Verge P18に接続できないのは、何とかしなくてはなりません。

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