2020年11月11日に発売されたM1チップ搭載MacBookAir、MacBook Proは、2台以上の外部ディスプレイに映像を出力することができない制約があります。
しかし、DisplayLinkのアダプターを使うことで2台以上の外付けディスプレイに映像を出力することが可能です。「StarTech.com USB3.0」を使用したサイトはありますが、せっかくのUSB-Cで接続したいところ!
今回、「PlugableのUSBC-6950-HDMI」を使ってデュアルディスプレイを試してみました。結果、無事使えることも確認できましたよ。
使用するアダプタ
Amazonで見つかったPlugableのUSBC-6950-HDMIを使ってみました。1万円以下と効果を考えるとお値打ち価格!?
設定方法
以下のような手順で接続が確認できました。使用する上で、制約もあるので書いておきますね!お試しあれ。
1. DisplayLinkのWebサイトから最新版のドライバをダウンロードします。
1月6日現在、Release 1.2 (2020/12/10版)が最新のようです。
2. ダウンロードしたファイルをクリックし、インストールします。
「DisplayLink Manager Graphics Connectivity 1.2.pkg」がファイル名です。
3. アプリケーションにできた「DisplayLink Manager」を起動
インストールするだけではアプリが立ち上がっていないので、「アプリケーション」から起動します。起動すると「セキュリティとプライバシー設定」が立ち上がりますので、ログインパスワードを入れて有効にしましょう!なお、ログイン画面に「この画面は監視されています」と表示されるようになりますので、焦らずに!
無事にツールバーにアイコンが出てくるのでクリックすると、設定が選べます。
「Launch app automatically after logging-in」はチェックすると良いでしょう!
4. USB-Cポートに「PlugableのUSBC-6950-HDMI」を接続!
4Kディスプレイ2枚が無事に認識されました。
では早速設定を見てみましょう!
分かり易いように「USB-C HDMI変換【左】」と「Plugable USBC-6950-HDMI【右】」の設定画面を並べてみました。
通常の外付けディスプレイの際には、左の図のように文字サイズで調整していますが、「Plugable USB-6950-HDMI【右】」で接続すると解像度による変更になります!
27インチディスプレイだと2540 x 1440を使いたいところですが、「低解像度!」惜しい。表示すると、文字が滲んで表示されるので、HD あるいは 4Kでの表示が良さそうです。
まとめ
- Plugable USBC-6950-HDMIを使えば、2020年11月11日に発売されたM1チップ搭載MacBookAir、MacBook Proは、2台以上の外部ディスプレイに映像を出力することができました!
- USB-C HDMI変換とPlugable USBC-6950-HDMIを使えば、トリプルデイスプレイも可能です!
- 発熱もなく安定動作!
- ログイン画面に「この画面は監視されています」と表示されます。
ちょっと不便なこと
- クラムシェルモードで使っているときには注意が必要!
- DisplayLink Managerのアプリが立ち上がってから外部ディスプレイが表示されるためログイン画面が表示されません。USB-C HDMI変換と、Plugable USB-6950-HDMIを併用すれば解決!
- 解像度設定は注意。HD/4Kは綺麗に表示されますが、中間の解像度は滲みます!
- DisplayLinkのドライバの制限になるため、今後の改善を期待しましょう。
- 32インチのディスプレイで4K表示、27インチ以下では、HD/頑張って4K表示にすれば問題ありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿